【2018/12/4】事例から学ぶ「脱平成時代の人事評価」第2回(事例発表)
概要
去る9月11日、「事例から学ぶ脱平成時代の人事評価」と題し、これからの時代にふさわしい人事評価を探求するセミナーを開催しました。多くの方にご参加いただき、「世の中の状況とリンクした人事制度を把握できた」「当社制度の検討に参考になった」など、大変好評をいただきました。
人手不足が中小企業の存続を揺るがすまでに深刻化し、社員の確保・定着が喫緊の経営課題になっている中、前回ご都合が合わずにご参加できなかった方のご要望も受け、再度開催することにしました。
時代の節目に際し、人手不足だけでなく同一労働同一賃金を含む働き方改革関連法への対応も急務です。人と組織の課題が急浮上する今、従来に捉われない自社に合った新時代の対策を模索することが欠かせません。そこで重要になるのが、会社が社員に求める業務や人材像を示す評価制度や研修です。
本セミナーでは、当社の3人のコンサルタントが、脱平成時代の人事評価を展望できる事例を紹介します。仕事の実態、社員の構成、組織風土など各社様々ですが、社員の力を引き出し会社を成長させるエッセンスが浮かび上がってきます。自社に適した手法や大切なヒントを得る機会にしていただければ幸いです。
プログラム
(1) | 企業・従業員を取り巻く環境の変化 |
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(2) | 脱平成時代の評価制度の好事例 ①事例1:非正規社員に評価を導入、定着と意識の向上に取り組んだ事例 •運用負荷を考え簡便な手法を導入 •正社員と比較ができるように、一部を共通の仕組み化 ②事例2:目標の達成度に偏った評価から、多角的評価に転換した事例 •一般社員は思い切って達成度評価をやめ、取り組み姿勢を重視 •経営トップが評価の趣旨を繰り返すことで社内の意識が変化 ③事例3:若手管理職による、目標管理オンリーのシンプルな評価制度の運用事例 •行動や成長の動機づけは、キャリア面談で補完 •「学習・実践・振り返り」を継続する管理職研修で、運用力を高める |
(3) | これからの時代の人事評価に求められるポイント |