著者・加藤裕治氏プロフィール
略歴
1951年 愛知県尾張旭市生まれ
1966年 愛知県立旭丘高校入学
1975年 早稲田大学法学部卒業
1975年 トヨタ自動車工業株式会社入社
1984年 トヨタ自動車労働組合に専従
2001年 自動車総連会長、連合副会長に就任
2002年 中央教育審議会委員に就任(~2009年)
2008年 名城大学法科大学院入学
2008年 (公財)中部産業・労働政策研究会理事長に就任(2012年)
2009年 内閣府参与・行政刷新担当に就任(~2011年)
2012年 名城大学法科大学院卒業・同年司法試験合格
2013年 愛知県弁護士会に登録
2014年 トヨタ自動車労働組合・自動車総連顧問に就任
2015年 (株)明智ゴルフ倶楽部監査役に就任
論文・著書
「21世紀の日本型人事管理と労働組合」正村公宏編、NTT出版
「弁護士をめざして 56歳からの挑戦」法学書院
家族
父、妻と愛知県尾張旭市に在住
趣味
ランニング、テニス
座右の銘
「天網恢恢疎にして漏らさず」
加藤弁護士は、まさに日本労働界の重鎮といえる方ですが、氏のすごいところは、その後司法試験に見事合格、2013年12月から愛知県弁護士会所属の弁護士として現役で活動されていることです。
その加藤弁護士に「トヨタの労使関係の歴史を、それも労働組合の中にいた人間でなければ分からない秘話も含め」赤裸々に書き綴っていただきます。
トヨタのカンバン方式やJITについて書かれたものは多いですが、トヨタの労使関係を真正面から取り上げられるのは、おそらく加藤氏が初めてでしょう。
現在のトヨタをつくり上げた、現場労使の血と汗のにじむような情熱や創意工夫の秘密が、具体的なエピソードを交えてつぎつぎと明かされることでしょう。