人事制度診断で自社の人事課題を明確にする 【高桑美術印刷株式会社様】
ご依頼の背景
同社はバブル崩壊後に成果主義人事制度を導入しましたが、若手の離職が増えたり、組織の閉塞感が高まるなどの問題が起きていました。そうした折に当社のセミナーで「部分最適ではなく全体最適を追求する」考え方に関心を持たれ、自社の課題を正しく把握したいという想いから当社にお問い合わせをいただきました。

人事制度診断の内容・結果
お客様から提供されたデータと役員・社員へのヒアリングの両面から現状確認を行い、賃金/人件費の分析と等級/評価の運用実態などについて改善の方向性も含めた診断レポートを提出しました。
データ分析と中間報告会
お客様から必要資料・データをお預かりして、その分析結果を中間報告レポートにまとめ、同社を訪問して3時間の報告会を行いました。レポートの主な内容は次のとおりです。

ヒアリング
◆個別ヒアリング(役員などのキーパーソンに対するヒアリング)
中間報告会の後、お客様の会議室で1人あたり60分ずつ、中間報告の感想や組織と人材の状況、事業環境や会社の方向性などについて率直に語っていただきました。
◆全体ヒアリング(グループヒアリング)
後日、キーパーソンに再度集まっていただき、ワールドカフェの手法を採り入れた「共感・発見ミーティング」によるグループヒアリングを実施。
個別ヒアリングの意見を整理した資料を共有したうえで、次のような「問い」について話し合っていただきました。
【問い1】
「個別ヒアリングで、皆さんが『全体最適』を志向しながら、今は『部分最適』になっている状況が浮かび上がりました。皆さんが目指したい『全体最適』とはどんな状態でしょうか? また、『全体最適』を創るために欠かせない要素があるとしたら、どんなものでしょうか?」
問いは全部で3つ設定し、問いごとに話し合ったことを発表していただきました。これを通して、キーパーソンの方々の認識を揃え、目指すべき姿を共同して探っていったのです。
最終報告会
データと資料の分析に加えて、個別ヒアリング・グループヒアリングから浮かび上がった将来像と改善の方向性を報告。
➀経営全般の課題、②人事アプローチの課題の2面から必要な施策の骨子を示し、今後の人事制度改革の進め方を提言しました。

お客様の声
診断の中間報告をもとに、役員全員へのグループヒアリング(共感・発見ミーティング)も行っていただきました。今後の人事制度のありたい姿を社内で話し合う機会を得たことで、改革の方向性が固まり、「お互いを尊重し、貢献し合い、全体で成果を最大化させる組織」を目指した人事制度改革に取り組むことができました。新しい人事制度は「利他の精神」を育む基盤として運用しています。