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第12回 米国人材マネジメント協会 年次大会に参加して-1-

【強い組織を作る!人材活用・評価・報酬の勘どころ】

 

 こんにちは。コンサルタントの田中博志です。

 突然ですが、米国人材マネジメント協会という名前を聞いたことはありますか?
 これは、世界140カ国以上に合計25万人の会員を擁する、世界最大の人事領域のプロのための組織です。
 毎年6月に年次大会が開催されており、今年、当社から初めて私が参加しました。

 今年の大会は、6月16日~19日の4日間、イリノイ州シカゴのミシガン湖の畔にある北米最大のコンベンションセンターで開かれました。
 幕張メッセの2倍の広さを誇る会場に、77カ国から18,500人が集い、およそ200の一般講演と700の展示ブースが開設され、活発な議論が繰り広げられました。
 さらに毎日、ヒラリー・クリントン前国務長官など、各回の著名人が登壇する特別講演もあり、規模と質の両面で圧倒された4日間でした。

 これから数回にわたってこの大会で見聞きしたことをもとに、よりよい人材マネジメントについて考えていきます。
 1回目の今回は、全体的な振り返りをしたいと思います。

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シカゴ・マコーミックプレイス(セミナー会場です)にて

 

 1.社員の「心からの」参加・貢献を引き出すには

 一般講演は、報酬、評価、組織開発、戦略人事など、私の関心分野を中心に聴講しました。
 10余りの講演で感じたことは、社員の「エンゲージメント」(強い思い入れをともなった参加・貢献)の強化と優秀人材の定着への関心が非常に高いことです。
 アメリカというと多額の金銭報酬で社員を引きつける印象があるかもしれませんが、力説されたことの多くは、むしろ非金銭的な取り組みによって内発的動機を高めることでした。

 背景の一つには、リーマンショックに端を発する大不況によって人件費予算が限られているという実情があります。
 しかし、それ以上に重要なことは、仕事そのものが知識労働に大きくシフトしていることです。
 社会が成熟し、ニーズが多様化する現代において価値を提供し続けるためには、

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