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休日の振替-5-(連載第45回) 

【中川恒彦の人事労務相談コーナー】

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(2012年8月)

Q休日の振替についてお伺いします。
 当社は、休日については原則として週休2日制(土日休み)としておりますが、事業の性質上、1年間のうちに繁忙な時期、比較的閑散な時期が生じがちです。
 繁忙な時期には休日の確保もままならないことがありますが、1、2カ月後には業務に余裕も出ますので、そのような時期に休日出勤した分について振替休日を取らせたいと考えていますが可能でしょうか。
 また、1年単位の変形労働時間制の導入も考えていますが、その場合、休日の振替についての法律上の取扱いは違ってくるのでしょうか。

A 法定休日の振替については、
・就業規則等に休日振替に関する根拠規定があること
・事前に振替日を指定すること
・振替休日は最長でも4週間以内に与えること
が必要です。
 一方、法定休日以外の休日を振り替える場合については、そのような要件はありませんが、割増賃金支払いの必要なケースは結構生じます。

〔解説〕

 法定外休日の振替については、法定休日のように厳格な振替要件を満たす必要はありません。

 しかし、就業規則等において特定している休日を他の日と入れ替えるわけですから、法定休日を振り替える場合に特有の要件である「振替は4週間内に限られること」という要件は別としても、前回掲載の6でも説明したとおり、やはりその特定した休日を振り替えることができる旨およびその手続に関する規定をその同じ就業規則に定めておくことは契約原則からしても必要です。

 今回は、法定外休日についてもその振替にあたっては就業規則の根拠規定に基づき行うという前提で、法定休日、法定外休日の振替の場合に賃金の取扱いがどうなるかについて考えてみることとします。

8 休日振替の場合の賃金の取扱いについて

(1)同一週内の振替の場合

 下図1のように、「休日振替」を同一週内で行う場合には、 休日が移動するだけで、 その週の労働時間は変わりませんから、 賃金(割増賃金を含む。)の問題は生じません。
 同一週内の振替である限り、

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